硫黄燻煙機制御
記事忘れてました。硫黄燻煙機が残っていました。
硫黄燻煙機の制御について、リレーの構成、接続は循環扇制御と同じなので、自動制御をどの様にしているか、硫黄燻煙機をどの様にして設置しているか等、今までと違った内容で説明します。
まずは、硫黄燻煙機の機器紹介です。製品名:電気くん蒸器 パワーupタイガー 定格電流:0.35A 突入電流:最大1.2A(2分以内) 製品仕様はこちらから↓
http://www.kasahara.co.jp/kasahara/business/plastic/self3.html
接続については、リレー接続図にて確認ください。
今回、パイプハウス30mに、電気くん蒸器 パワーupタイガーを計4台設置したので、電磁リレーの定格負荷は 1.2A×4=4.8Aになります。また、環境制御ノード用リレーモジュールの定格負荷も同様4.8Aになります。という事で、循環扇と同じ電磁リレーとリレーモジュールを使うことにしました。
参考までに、パワーアップタイガーの設置位置について、メーカーの笠原工業株式会社から頂いた資料を添付しておきます。↓
次に、硫黄燻煙機の自動制御ですが、毎日、am1:00になったら、サイド巻上機を閉じて、am 1:10~am 4:00の間で硫黄燻煙を行い、am 4:01 にサイド巻上機を開ける様にして換気をおこないました。要は、サイド巻上機と硫黄燻煙機の連動です。あとは、夏場のハウス内の温度を考慮して、停止をすることも可能となります。いろいろな条件の組み合わせで制御出来る。これが、UECS-Piの素晴らしいところですね。
最後に、ICTとは関係ないのですが、硫黄燻煙、硫黄はハウスのPOフィルムの劣化促進の恐れがあると聞きました。効果があるか分かりませんが、硫黄燻煙機に傘をつけて予防をしています。何か良い策があれば、ご教授ください。