循環扇制御
今回は、循環扇制御の製作です。前回の環境制御ノードの製作でお伝えしたように、制御する機器の仕様により、機器の構成を検討しなければなりません。そこで、まずは今回導入した循環扇について説明します。
機器名:すくすくファン 型番:SHC-35C-1(60HZ) 強風時の電流値:0.88A
仕様表につきましては、下記URLから確認ください。
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https://www.suiden.com/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/SHC_S.pdf
次に、電磁リレーの選定です。ここでは、負荷の突入電流を見込んで、電磁リレーを選ぶ必要があります。
負荷の種類と突入電流ついては、下記URLから確認ください。
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https://www.fa.omron.co.jp/guide/faq/detail/faq02165.html
上記の内容から、強風時(最大時)の電流値が0.88A、ACモータの突入電流は5倍~10倍で、最大で想定した場合の負荷は8.8Aになります。従って、電磁リレーの定格負荷は8.8A以上のものが必要になると想定されます。また、環境制御ノードのリレーモジュールの選定でも同じことが言えます。
結果、この度購入した電磁リレーは、mxuteuk JQX-13FL-DC24V コイル電圧:DC 24V 接触容量:10A 250VAC / 10A 28VDCになります。DC24Vについては、サイド巻上機のモーターをDC24Vにしたので、ACDCコンバーターを共有するために、DC24Vの電磁リレーにしました。また、リレーモジュールは、SunFounder(サンファウンダー) 4チャンネル リレーシールドモジュール コイル電圧:DC 24V 接触容量:10A 250VAC / 10A 28VDCになります。文章で書くと非常に分かり辛いですね。(下図のリレー接続で確認した方が、分かり良いかもです)
接続についは、リレー接続図にて確認ください。
次は、サイド巻上機制御の製作です。